モルタル外壁の魅力ってなに?

モルタル外壁は1990年よりも前に建てられた住宅によく使用されている壁材で、味わいある仕上がりになるのが特徴となっています。
最近はサイディングが外壁材として広く使用されるようになってきているため、モルタル外壁の家も減ってきています。ただデザインに自由度が高く温かみもあるという点から、モルタル外壁を選択する人も少なくありません。
モルタル外壁の仕上げには、リシン吹き付けやスタッコ吹き付け、吹き付けタイル、ジョリパットなどがあります。
リシン吹き付けはスプレーガンでリシン材を吹き付ける仕上げで、表面に凸凹ができるのが特徴です。
スタッコ吹き付けは仕上げ塗料を10ミリ程度の厚さに吹き付けて、ローラーやテコを使って凸凹を作る仕上げ方です。
吹き付けタイルはタイルガンで仕上げ塗料を吹き付け、半乾きの時にローラーを表面にかけて凸凹を付けていく方法です。
ジョリパットは仕上げ塗材と砂をまぜて吹き付けて仕上げる方法で、ほかのモルタル外壁よりもおしゃれな仕上がりになります。
モルタル外壁は意匠性に優れデザインの自由性も高く、金属の外壁材のように熱くならないというメリットがあります。ただきちんとメンテナンスを行わないと汚れが目立ちやすくひび割れしやすいので定期的に壁表面を掃除したり補修をすることが大切です。